2010年05月01日

木質バイオマスへの転換=森林84%の挑戦


 南国市緑ヶ丘1丁目に高知県環境共生型モデルハウス(エコハウス)が平成22418日にオープンしました。これは環境省の「21世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業」に応募した北海道から沖縄までの自治体の中から20の自治体をモデル地域として選定し、環境省の補助金を受け、それぞれの地域の気候風土や特色を生かしたエコハウスのモデル整備や普及活動をサポートすることによって、エコハウスの実現と普及を促進させてゆくことをねらいとしているようです。 


 モデル事業の背景には、地球温暖化防止に向け世界全体でCO2の排出量を2050年までに少なくとも50%を達成するという目標が共有され、日本でも2050年までに6080%のCO2排出削減を目指す「低炭素社会づくり行動計画」が2008年7月29日に閣議決定され実現に向け動きが活発化しているなか日本の家庭部門からは、1990年度に比べて、2007年度には4割以上もCO2排出量が増加しているという現実があるため、全国的に省エネで環境負荷を少なくし快適な暮らしを実現するためのエコハウスを全国的に普及させなければならないという背景があるようです。 


 家庭で消費するエネルギーをすべて自然エネルギーで賄うことができれば理想ですが、現実には安定供給といった点で問題があります。殊に太陽光発電しかり、風力発電しかり、どちらも天候に左右され安定供給が現状では不可能です。(かなり性能の良い蓄電池が開発されれば話は別ですが)

 結局、太陽光発電や風力発電を設置しても電力会社からの送電には頼らなければなりません。


 いま日本国内では、省エネの家電製品が普及しているにも関わらず、便利で使い勝手によい電気エネルギーの需要は家庭内で年々増加しています。これは家電製品の増加によるものです。 ちなみに2006年主要国の一人あたり年間電力消費量は、1位カナダ(16,766KWh)、2位アメリカ(13,515KWh)、なんと3位に日本(8,220KWh)、世界平均(2,659KWh)[出典:「原子力・エネルギー」図面集2009

このことから多くの日本人が電化製品に頼った生活をしていることの証左です。

  
 私の小学4年生ごろまでは、木の枝や薪などを燃やして煮炊きするための調理器具の主役は「かまど」または「くど」と言うものでした。いつも台所でデカイ顔をしながら、主役の座を堅持していました。「かまど」で調理するときに、いつも決まって火の番をさせられたのは、私でありました。と言うか炎を見ながら暖をとるのが好きでした。木の炎は、心が落ち着きます。木質ペレットストーブの炎は心を癒してくれます。また、木の炎のところに家族、人が集まってきます。皆の心を癒してくれるのが木の炎です。


 

 ほかにも木を燃料として活用したものに、今でもバーベキューのときなどで使う炭火の「七輪」がありました。さらに、お風呂を沸かすのも、もちろん木だったし、暖をとるのも火鉢や炭火の行火(あんか)でした。電気エネルギーを使ったのは照明ぐらいだけだったと思います。


 その後、テレビや冷蔵庫、コタツ、ガスコンロなども我が家に入り込んできましたが、「かまど」「七輪」「薪風呂」は、その後も壊れるまで活躍していました。 昔は木材資源(木質バイオマス)エネルギーを中心とした経済活動が行われていましたので、CO2による地球温暖化の社会問題はありません。 


 木材資源は、成長する段階でCO2を蓄えているので、燃やしても蓄えた量のCO2しか出ないことから±0となり、木材(植物)資源はカーボンニュートラル(炭素量が中立的)と言われる訳です。 


 それにひきかえ、石炭及び石油燃料(化石燃料)は、1次及び2次産業革命以来、地下深い所で眠っていたカーボンを地上に採り出し経済成長の原動力として使われた結果、CO2が大量に大気中へ放出されました。それを吸収できるぐらいの森林を育ててなかったために温暖化を招いたわけです。

 我が国の発電所の発電電力量の構成割合は、水力≒7% 原子力≒22% 火力≒70%です。[出典:(財)エネルギー総合工学研究所 2007]

 クリ―ンだと言われている電気も、国内における総発電電力量の70%もの電力量が化石燃料を燃やしながら得られている電気エネルギーであるわけです。電気を作るのにも発電所から大量のCO2を排出されている。この現実を知ると、ますます一人一人が家庭内でも省エネに努めなければならないし、木質バイオマスエネルギーへの利用転換をもっともっと加速しなければならないと思います。エコハウスがCO2削減の原動力になることを期待します。

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  「温暖化を止めるには、昔の時代へもどらんといかんがやき。化石燃料からの脱却をはかり、森林資源をエネルギーに使こうて、森林を育て山を元気にさせにゃいかんぜよ。化石燃料から吐き出されたCO2を土佐の山の84%のイキイキ育った森に吸収してもらおうぜよ。温暖化が収まるまでは化石燃料は使わんと木質エネルギーを使こうて家の湯も沸かそうぜや。ほんで、土佐から世界の空気の洗濯をはじめんかよ。そうじゃきに、みんなぁ〜で、やるしかないがよ!おまんらぁ〜、もう時間がないがぜよ。すまんけんど。わしに、ついてきとうせ。頼むき!」・・・

 どうも 

龍馬がこんなに言いゆうにかぁらん。

あても、龍馬さんについていこうかのう。 


 上記写真は「高知県共生型モデルハウス」に納品させていただいた木質ペレット家庭用温水ボイラーと木質ペレットストーブです。

posted by もくもく at 22:09| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記

2010年02月28日

栽培研究用ビニールハウスが完成

昨年の122日(水)に有機無農薬家庭菜園キット「もくもく菜園」と「もぐもぐ菜園」の栽培研究用のビニールハウスが完成しました。ご家庭で安心安全な栄養価の高い野菜作りを手軽に楽しんでいただけることを願い、より良い商品づくりを目指してゆくための施設として造りました。

 

作物の生命力を養い育ててゆくための基本が土作りです。生命力を高めることで病害虫と闘いながら野菜も元気に育ってゆきます。その源が土壌にあります。そのためには、化学肥料でなく堆肥や有機肥料を主体とした土作りを基本としています。栄養価が高く、おいしい野菜ができる土づくりに日々励んでいます。

  

野菜によっては、病害虫に襲われることもあります。そんなときでも農薬は一切使わない無農薬栽培を貫いています。昨今は、人体に無害な自然素材の殺菌剤や殺虫剤が出回っていますので助かります。作物作りは土づくり!

 

「医食同源」という言葉をよく耳にします。意味は、病気を治すのも食事をするのも、生命を養い健康を保つためで、その本質は同じだということ。(広辞苑より)

この言葉から、毎日、同じように食事をとっていても、食事の中身が重要だなと、気づかされます。通常、自身の生命力=[自然治癒力≦免疫力]を高めることが、健康の秘訣の一つであります。そのためにも、食事の中身とバランスが大事になります。免疫力が高まる野菜と言えば、新鮮でビタミン・ミネラルが豊富な有機無農薬栽培の野菜ではないでしょうか。

 

植物には、五大栄養素と違った物質で潜在的な生物活性を持つ沢山の分子が含まれていることが分かってきています。それらの分子は、我々の身体を健康な状態に保つには欠かせないことが明らかになっているようです。この物質(植物栄養素)をギリシャ語では、Phytonutrient(ファイトニュ−トリエント)別名Phytocemical(ファイトケミカル)といい、種類は何千種類もあるそうです。

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植物のことをギリシャ語では、Phyto(ファイト)と言います。英語のfight(ファイト)­=「戦う」と読みは同じです。こんなことを知ってしまうと素朴に、野菜たちは病気と戦う戦士かもしれないと思ってしまうのは私だけでしょうか。今夜、我が家の食卓には、とれたての新鮮なホウレンソウ・チンゲン菜・レタスが待っています。

 
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2010年02月07日

インタクトと無垢(むく)

015.JPG平成12年10月12日に環境関連事業と建設業を生業とする会社を設立しました。その年の8月31日までは、“しがない”塾の講師として18年間、会社勤めをしていました。塾講師以外の職業に公務員やミニコミ新聞の記者、建設会社の営業マンも経験しました。

そもそも会社を興そうと考えた訳には、三つあります。一つ目は、子供たちの少子化による生徒数の減少。二つ目は、環境ビジネス市場拡大の兆し。三つ目は、18年間勤めた塾講師生活の中で、アトピーにかかった子供と落ち着きのない子供の数が年々増えてきたこと。

 

 会社を創ろうと思った最大のキッカケが、この三つ目であります。当時、言われていた「シックハウス症候群」「高気密住宅」「住宅のカビとダニ」「食物の危機」等、人間や自然を取り巻く環境の変化に起因するだろうと思える因子が、免疫力や抵抗力の弱い小学生や中学生に襲いかかったに違いないと考えた瞬間、自分のこれからの一生は「環境にやさしい社会」造りにささげようと決意しました。

 

いざ会社を創るためには、屋号を決めなければなりません。その時、頭に浮かんだ言葉が「保全」(保護して安全にすること。英語:Keep intact)でした。キープインタクトのキープを省いて、インタクト(intact=手をつけられていない。損なわれていない。完全な。変わらない。不変の。)に決め、有限会社インタクトと命名しました。

 

intactは、弊社の原点であり企業理念でもあります。貧しい中、なけなしの金300万円をかき集めて資本金にあてるような状況の中での船出でした。いま振り返ると無謀な航海です。企業が企業として存続してゆくための心掛けの一つに、「やり抜く心を持ち続け、やり抜く心を鍛え養う」という努力をしてゆかなければならないと思います。その推進力が「何のため!」ではないだろうか。 時々、何のために会社を創ったのだろうか。何のために経済活動してゆくのだろうかと自問自答する時があります。その時、設立当時の原点に返ります。

   042.JPG温水式の無垢床暖施工写真

会社設立後、ほどなくし開発を手掛けたのが杉やヒノキの間伐材を活用した無垢の床暖房でした。当時、無垢の木材を床暖房に使用すると木材が暴れたり、反ったりするので使用できないと言われていたときに、木材が狂わない無垢の床暖房の開発に取り掛かりました。試験を繰り返し行った結果、平成13年3月に製品化する運びとなりました。

この年の4月に大阪の住宅展示会に出展した際、高槻の住宅への第1号の設置が決まりました。おかげ様で、その年の5月に高知新聞に取り上げて頂き、さらに、その翌年の3月には、高知県地場産業奨励賞も頂いた結果、その後のPR活動に大いに役立ちました。

無垢の木材や自然の素材は、調湿作用があり呼吸しているため部屋の空気の調整に役だっています。鉄筋コンクリート造りや鉄骨造りでも、出来るだけ多くの無垢の木材や自然素材を使うことにより健康で快適な住空間が得られます。


 無垢(pure=煩悩を離れてけがれのない。純粋な。)とインタクトの言葉の意味の根底には、相通ずるものがあると考えます。これからも、Intactpureの言葉と意味を大切にしいてゆきたいです。
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2010年01月11日

春の二草?

 昨年は、忙しさに感けてブログ作成が疎かになりましたことをお詫び申し上げます。さて今年の干支は、寅ですが寅(とら)の本来の読みは「いん」と読むそうです。引(のばしひく) 伸(のばす)と同系の語で、草木が伸び始める状態を表すと解釈されているそうです。寅年にあやかり今年は、ブログも会社も成長してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

  坂本龍馬の生誕日(新暦1836年1月3日 ちなみに旧暦は1835年11月15日)に合わせ、放映がスタートしたNHK大河ドラマの「龍馬伝」。龍馬役を演じている福山雅治の演技には、感動感動で思わず涙腺が緩んでしまいました。坂本竜馬と福山雅治の共通点は長崎市。1865年に坂本竜馬によって結成された、後の海援隊の前身である亀山社中は長崎市。福山雅治は長崎市の出身。さらに、どちらもカッコえい。
 

 今日(1月7日)は春の七草粥をいただく日。「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ 七草」 自宅周辺の田畑の畔や河川岸を探せば、すずな すずしろ以外の草を見つけることは、そう難しいことではないですが、昨日から風邪気味なので、「もくもく菜園」で育てた、すずな すずしろ を引き抜き七草粥ならぬ二草粥にて、おいしく食しました。
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posted by もくもく at 18:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2009年08月31日

ブログ始めます。

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高知県香南市赤岡町で会社を営む 浜口 卓 といいます。

人生半ばをとうに過ぎ、子育てはもう終わりましたが、まだまだ仕事でも私生活でも、育てているものがたくさんあります。

まずは私自身の会社を育てています。いやがおうにも生活の中心は仕事です。日々、会社を育てるということは、事業と従業員を育て、お客様とのつながり、すなわち人と人のきずなを育てることであると思いながら、仕事に励んでいます。

山あり谷ありで、順調に育ててきたとは言えませんが、9年前に始めた会社も、土木建築業を主としながら、おかげさまで少しずつ実績を積み重ね、近年では他にもいくつかの事業を育て始めました。

そのひとつが、手軽にできる家庭菜園キットです。詳しくはまた改めて紹介しますが、とにかく簡単に家庭菜園ができるのです。

というわけで、みずから育てたこの商品、家庭菜園キット「もくもく菜園」をいくつも庭先に置き、手すがら季節の野菜を育てています。
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机で仕事をしながら疲れた時、ふと外に目をやると、元気に育ってきたナスやトマトが気になりだします。ただ眺めたり、水をやったりしているうちに、これがいい気分転換になります。やはり植物には、環境を和ませ人をリラックスさせてくれる作用があるとつくづく実感します。



チャッピー

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日々の生活のなかでふと思うことや、伝えたい気持ちがあります。

ブログを始めるにあたり、タイトルやテーマについて思いを巡らせ、日々の生活をかえりみたところ「育てる」という言葉が思い浮かびました。
私も、そして世の中の人々もまた、それぞれが各々の大切なものを育みながら生きていると思います。

仕事を育て、人を育て、植物を育て、動物を育て、私自身が育てられ・・・

そんなことを思いながら、休日は土と触れ合っています。
幸い田舎ですから広めの庭があり、プランターの家庭菜園だけでなく、畑を作って多品目を栽培しています。さながらわが家は兼業農家。

もともと農家の生まれですので、鳥が巣に帰るように、本能的に農業と向き合うようになったのかも知れません。年齢を重ねるうちに、おのずと環境や健康といったことへの関心も高まる一方です。

最近では、庭の周囲に背の高いゴーヤを植えてみようかと思案中で、またさらに育てるものが増えそうです。

そのような内容を楽しくブログに書きとめながら、自由にのんびりと、育てていきたいと思います。
posted by もくもく at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ごあいさつ